イー・モバイルの「だれとでも定額」とは
イー・モバイルの「だれとでも定額」は、オプション料金「1,400円/月」で他社携帯電話・PHS・固定電話(IP電話含む)への1回あたり10分以内の国内通話が月300回まで無料となるサービスです。
オプションサービス | 月額料 | 通話料 | |||||
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他社ケータイ・PHS・固定電話・IP電話へ | |||||||
だれとでも定額 for EM / for EM-s | 1,400円 | 1回あたり10分以内の国内通話 無 料(月300回まで) |
イー・モバイルの4Gスマホは、他のキャリアとは異なり「4G-Sプラン」と「LTEプラン」という二つの内容が異なるプランがあります。
このオプションサービス、以前は「LTEプラン」(LTE電話プラン)でのみ「通話定額オプション」という名称で提供されていました。(2014年2月13日に「だれとでも定額
for EM」に名称変更)
2014年2月27日からはこのオプションサービスは、「4G-Sプラン」でも「だれとでも定額 for EM-S」という名称で適用されることになり、イー・モバイルの大きな特徴のひとつになるようです。
ウィルコムとイー・モバイルは共にソフトバンク傘下のキャリアで、2014年4月には合併する(6月に延期になった)予定になっています。
この絡みもあり、フレーズがTVCM等で世の中に浸透しているウィルコムの「だれとでも定額」という名称を採用したのではないかと思うのですが、本家のウィルコム「だれとでも定額」とはどう違うのかも含めて、イー・モバイルの「だれとでも定額」の特徴を調べてみました。
ウィルコム「だれとでも定額」との違い
キャリア | イー・モバイル | ウィルコム | ||||||
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オプション名称 | だれとでも定額 for EM / for EM-S | だれとでも定額 | ||||||
10分以内の無料通話回数 | 300回/月 | 500回/月 | ||||||
オプション料金 | 1,400円/月 | 980円/月 | ||||||
使用回線 | 通常回線(3G) | PHS回線 |
サービス内容と料金を比較してみると、無料使用回数がウィルコムの「だれとでも定額」は「500回/月」に対してイー・モバイルは「300回/月」、オプション料金はウィルコムのが「980円/月」に対してイー・モバイルは「1,400円/月」となっています。
これだけを見てみると、サービス内容もオプション料金もウィルコムに軍配があがることになるのですが、イー・モバイルの「だれとでも定額」はウィルコムとは異なり、PHS回線での通話ではないということが大きなポイントになっています。
ウィルコムの「だれとでも定額」はPHS回線を利用したオプションサービスです。そのため、電話をかけた相手に表示される電話番号は「070」ではじまるPHS回線の番号となり、あらかじめその番号を相手に伝えておかないと、受信した相手が認識できないケースが想定されます。
また、PHS回線は高速道路での使用などは難しく、使用できるエリアを気にしなければなりません。
イー・モバイルの「だれとでも定額」は、PHS回線ではなく、通常使っている通話回線(3G回線)での通話が対象になっています。
普段通りに使用している通話のうち10分以内の通話が月300回無料になっているという感覚で使えるのはとても大きなポイントですね。
イー・モバイル「だれとでも定額」対象スマートフォン
イー・モバイルの「だれとでも定額」には、「for EM /」と「for EM-S」とがあり、それぞれの対象スマートフォンは2014年3月現在、以下の機種になります。
NEXUS 5(「だれとでも定額」for EM-S 対象機種)
このスマホは、当サイト管理人の私が、4月に購入をする予定のイチオシ機種です!矢沢栄吉さんのTVCMでもおなじみですね。雑誌や関連サイトなどで、この機種を表現するのによく使われているのが「GoogleのiPhone」という言葉…。このスマホはGoogle発のLG製で、Googleがソフト・ハード両面を完全にコントロールして開発した端末といえます。
また、特筆すべきは最新のOS(Android4.4)を搭載した最先端スマホなのに価格が驚くほどリーズナブルという点です!しかも今回のテーマの通話料金の節約に大いに貢献してくれる「だれとでも定額」も使えます!!
様々な関連の雑誌等でも、かなりの高評価を独占しているこのスマホは要チェックです♪
基本スペック | |
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サイズ | 約69(W) x 138(H) x 8.6(D) mm |
重さ(電池内蔵) | 約130g(電池内蔵) |
カラー | ブラック、ホワイト、ブライトレッド |
ディスプレイ(サイズ / 解像度) | 5.0インチ/1920×1080(FHD) |
バッテリー容量 | 2300mAh |
内部メモリ(最大容量) | [16GBモデル] ROM:16GB / RAM:2GB [32GBモデル] ROM:32GB / RAM:2GB |
カメラ | メイン : 800万画素(CMOS) サブ : 130万画素(CMOS) |
通信方式 | LTE : 900MHz 、1.7GHz、2.1GHz 3G(W-CDMA) : 900MHz、2.1GHz |
プラットフォーム | Android4.4 (KitKat) |
CPU | Snapdragon800 2.26GHz(クアッドコア) |
STREAM X【GLO7S】(「だれとでも定額」for EM 対象機種)
基本スペック | |
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サイズ | 約67(W) ×137(H) ×8.6(D) mm (最厚部9.2mm) |
重さ(電池内蔵) | 約122g(電池内蔵) |
連続通話時間 | 約760分 |
連続待受時間 | LTE:約270時間 / 3G:約310時間 |
バッテリー容量 | 2350mAh |
内部メモリ(最大容量) | ROM:32GB/RAM:1GB |
外部メモリ(対応カード最大容量) | 非対応 |
通信方式 | LTE:1800MHz HSPA/W-CDMA:1700/2100MHz GSM:900/1800/1900MHz |
プラットフォーム | Android4.1 |
CPU | HiSilicon K3V2 (1.5GHz Quad-Core) |
まとめ
イー・モバイルの「だれとでも定額」は、「LETプラン」でしかなかったオプションサービスが「4G-Sプラン」でも2014年2月27日から適用になったため、更に注目したいオプションサービスになりました。
PHS回線ではなく通常回線での通話が、10分以内の通話限定とはいえ、「1,400円/月」で「300回/月」無料になるというこのオプションは、かなりの割合の人が通話料の節約に繋がるオプションになると思います。
イー・モバイルは、スマホ料金の節約を考える上でもかなり注目のキャリアになることは間違いないのではないでしょうか。今後もウィルコムとの合併やソフトバンクとの関係も含めて目が離せないキャリアですね。
※ 詳細は公式サイトをご覧ください。
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