スマホの料金プランについて「スマホの料金あれこれ」

各キャリアの料金プラン(旧料金プラン)

以下の表は、2014年に提供された新料金プランが始まる以前の「旧料金プラン」をまとめたものです。尚、2014新料金プランについては以下のボタンから新料金プランの内容を掲載しているページを参照してください。

基本使用料についてパケット定額(通信料)についてインターネット接続料について
キャリアタイプ基本
使用料
パケット料上限通信量
(※1)
インターネット
接続料
合計
docomoiPhone743円
(※2)
Xiパケ・ホーダイ for iPhone
5,200円
7GB300円6,243円
その他Xiパケ・ホーダイ フラット
5,700円
6,743円
Xiパケ・ホーダイ ライト
4,700円
3GB5,743円
auiPhone934円
(※3)
LTE フラット+LTEフラットスタート割(i)
5,200円
7GB300円6,434円
その他LTE フラット
5,700円
6,934円
SoftBankiPhone934円
(※4)
パケットし放題フラット for 4G LTE
5,200円
7GB300円6,434円
パケットし放題 for 4G LTE
2,000円~6,200円
3,234円
~7,434円
その他パケットし放題フラット for 4G
5,700円
6,934円
パケットし放題 for 4G
2,000円~6,200円
3,234円
~7,434円
WILLCOM934円
(※5)
ウィルコムプランD+
5,200円
7GB300円6,434円
ウィルコムプランLite
2,839円
1GB4,073円
EMOBILE934円
(※6)
データ定額3-S
3,696円
5GB300円4,930円
EMOBILELTE
LTE電話プラン(にねん)+データ定額5
3,696円
3,696円
通話料金について端末の分割代金について各種割引について
各種オプション料金についてその他料金について

(※1)通信速度制限(送受信時最大128Kbpsに制限)がかかる一月の上限データ通信量。
(※2)「タイプXi にねん(Xi 定期契約型総合プラン)」に加入することで割り引かれた金額。
(※3)「LTEプラン+誰でも割」によって割り引かれた金額。
(※4)「ホワイトプラン」に加入することで割り引かれた金額。
(※5)「ウィルコムプランLite」「ウィルコムプランD+」に加入したときの基本料金。
(※6)「4G-Sプラン」に加入することで割り引かれた金額。

料金プランの比較

各キャリアの料金プランを比較してみる前に、実際に月々にかかってくる料金には、「新規契約」か「機種変更」なのか「乗り換え(MNP)」なのか、「通話料金」や「付加するオプション」をどうするのかetc…様々な要素が加わって変動していきます。
 ですから単純にここでの比較が、単純に料金の高い安いを決められるものではないことを先に記載しておきます。
 その上で各キャリアが提供しているプランをいくつかピックアップしていきながら比較していきたいと思います。

3大キャリア(docomo・au・SoftBank)の代表的な料金プラン

キャリア基本
使用料
パケットプラン名パケット料金上限通信量
(※1)
インターネット
接続料
合計
docomo743円Xiパケ・ホーダイ フラット5,700円7GB300円6,743円
au934円LTE フラット6,934円
SoftBankパケットし放題フラット for 4G

■ iPhone5/5s/5c(ドコモはiPhone5s/5c)用プラン

キャリア基本
使用料
パケットプラン名パケット料金上限通信量
(※1)
インターネット
接続料
合計
docomo743円Xiパケ・ホーダイ for iPhone5,200円7GB300円6,243円
au934円LTE フラット+LTEフラットスタート割(i)6,434円
SoftBankパケットし放題フラット for 4G LTE

(※1)通信速度制限(送受信時最大128Kbpsに制限)がかかる一月の上限データ通信量。

上記の表は、3大キャリアの代表的な料金プランですが、基本使用料金が約200円ドコモさんが安くなっている他は、まったく同じ料金になっています。
基本使用料金に関しては、各キャリアで条件が整えば値引き対象にしていることもあり、3大キャリアでは基本的な料金はあまり差が無いといえるのではないでしょうか。

「ウィルコム」「イー・モバイル」の代表的な料金プラン

キャリア基本
使用料
パケットプラン名パケット料金上限通信量
(※1)
インターネット
接続料
合計
WILLCOM934円ウィルコムプランD+5,200円7GB300円6,755円
ウィルコムプランLite2,839円1GB4,073円
ウィルコムプランLite(キャンペーン)1,889円3,123円
EMOBILEデータ定額3-S3,696円5GB4,930円
LTE電話プラン(にねん)+データ定額53,696円3,696円

(※1)通信速度制限(送受信時最大128Kbpsに制限)がかかる一月の上限データ通信量。

ウィルコムの「ウィルコムプランD+」プランは、3大キャリアの代表的なプランとほぼ同じ(金額的にはiPhone5シリーズ用のプランと同額)になります。
ですがウィルコムさんの場合代表的なプランは、「西遊記」のパロディTVCMでもお馴染みになっている「1,889円」というインパクトがあるパケット料を全面にPRしている「ウィルコムプランLite」かもしれません。
このプランについて注目してみるといくつか気になる点(把握しておかなければならない点)があるようです。まずは上記の表を見てもわかるように送受信時最大128Kbpsに制限がかかる上限通信量が「1GB」しかないということです。
それともうひとつが、意外と知らない方も多いと思うのですが、ウィルコムさんのスマホの定期契約期間が3年だということです。「ウィルコムプランLite」はパケット料金が本来「2,839円」なのですが、一定条件を満たすことでキャンペーン割引が発生し「1,889円」になります。ここまではいいのですが、この割引は2年で終了してしまいます。つまり3年契約の最後の1年は「2,839円」になるということです。
とはいえかなり安いことには変わりは無いので、そんなにネットは使わないけどスマホを持ちたいという方にはおすすめなプランかもしれません。

イー・モバイルのプランには2つのプランがあるのですが、まず抑えておきたいのはともに送受信時最大128Kbpsに制限がかかる上限通信量が「5GB」までだということです。
「EMOBILE LTE」のプランは、基本使用料・パケット定額料・インターネット通信料を合わせても「3,696円」というかなり目を引く料金になっています。このプランは「STREAM X」という中国のファーウェイ社製の機種のみに限定されているプランです。

もうひとつの「EMOBILE 4G-S」のプランは、実は現在私が最も気になっているプランの一つです。
「EMOBILE LTE」のプランと比較した場合基本使用料金の「934円」とネット接続料「300円」が発生しますが、基本使用料金は乗り換え(イーモバイルの場合、ソフトバンク傘下のためauもしくはdocomoからののりかえ)で2年間無料になります。そしてなんと新規契約でも基本使用料金が無料になります。
このプランは「nexus 5」という機種が対象になるのですが、この機種はメーカーが「LGエレクトロニクス」になるのですが、実質はAndoroidの大もとである「Google」が提供しているスマートフォンになります。最新のOSであるAndroid4.4を搭載した機種で、いわば「Google」版のiPhoneといった感じです。
2013年12月現在、ともにソフトバンク傘下になっている「ウィルコム」と「イー・モバイル」ですが、2014年4月には合併することが発表されています。合併後にはまた新たな内容の料金プランが出てくるかもしれません。

3大キャリアの4Gスマホ(iPhone5/s/c含)用その他 料金プラン

キャリア基本
使用料
パケットプラン名パケット料上限通信量
(※1)
インターネット
接続料
合計
docomo743円Xiパケ・ホーダイ ダブル2,000円~6,200円 7GB300円3,043円
~7,243円
Xiパケ・ホーダイ ライト4,700円 3GB5,743円
auなし
SoftBank934円パケットし放題 for 4G2,000円~6,200円7GB300円3,234円
~7,434円
パケットし放題 for 4G LTE
【iPhone5/5s/5c】

(※1)通信速度制限(送受信時最大128Kbpsに制限)がかかる一月の上限データ通信量。

その他の料金プランを見ていくと、2013年12月現在、2段階定額プランを提供しているキャリアは「ドコモ」と「ソフトバンク」で、「au」にはありません。

ドコモは、iPhone以外のXiスマホのプランのみ2段階定額プランの「Xiパケ・ホーダイ ダブル」を提供していますが、2014年1月末にはこのプランも新規契約を終了するそうです。

ソフトバンクはiPhone5シリーズとその他の4Gスマホ両方に2段階定額プランを用意しています。その料金を見てみると、通常の定額プランの場合はiPhone5シリーズ用のパケット定額料金のほうが「500円」安くなっているのに対し、2段階定額プランの場合は同じ料金設定になっています。

また、3大キャリアの中で、送受信時最大128Kbpsに制限がかかる上限通信量を通常プランの7GBから低めに設定して料金を下げるプランを提供しているのは「ドコモ」だけで、上限通信量を「3GB」に設定した「Xiパケ・ホーダイ ライト」を通常のパケット定額プラン(上限通信量を「7GB」)よりも「1,000円」安い料金で提供しています。

データ通信の使用頻度は個人によってかなり差があると思うので、あまりデータ通信を使わないユーザーにとってはこのようなプランがもっと充実してくれると嬉しいのですが、3Gスマホ・フーチャーフォンのときのプランと比較するとバリエーションが乏しいのが現状です。
また、通常の定額プランを利用しないと受けられない割引やキャンペーンなどが多く見受けられるのが現状で、実際にはあまり使われないプランということがいえるかもしれません…。

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