月々にかかるスマホ料金の内訳
スマートフォンを利用したときにかかる月々の料金は、各キャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)から提供されている「料金プラン」に基づき算出されています。料金プランの内容はキャリアによってそれぞれ特色はありますが、大枠の内容は似た様なものになっているようです。
2014年8月現在、各キャリアから提供されている料金プランについての料金や比較は以下のボタンより見れる別ページに掲載していますので、そちらをご覧ください。
ここでは、「スマートフォンの月々にかかる費用にはどのようなものがあるのか?」まずはその内訳から見ていきましょう。
以下の図は、実際にスマートフォンを使っていったときに月々にかかる費用の内訳を一覧にしたものです。
① 基本使用料金
基本使用料金とは、その名のとおりスマホを使う上での基本的な料金のことです。2014年に提供が始まった新料金プランがでる前の旧プランでは、この料金はシンプルに基本料という意味合いでした。ですが新料金プランでは、ここに「かけ放題料金」が含まれた内容になっています。
② インターネット接続料金
インターネット接続料金とは、スマホを使ってインターネットやメールをするために必要な基本料金になります。「spモード(ドコモ)」「LTE NET(au)」「S!ベーシックパック(ソフトバンク)」などの各キャリアのサービスに加入するために必要な料金で、2014年8月現在、各キャリアともに「300円+税」で提供されています。
③ パケット料金(パケット定額料金)
パケット料金とは、Webサイトやメール、情報サービスなどを利用した時のデータ通信にかかる料金です。通常どれだけ使っても一定の金額になる定額プラン(パケット定額プラン)に加入することになります。
現在スマホのプランには通信速度に制限がかかる「上限通信量」が設定されています。旧料金プランでは、この「上限通信量」は主に「7GB」で設定されていたのですが、新料金プランでは、「2GB」~「30GB」の中から選択できるような内容になっています。また、この通信料を家族などが分け合えることができるオプションなども各キャリアから提供されています。
④ 通話料金
通話料金とは、実際に使用した通話にかかる料金です。
旧プランでは、同じキャリア同士では通話料金が無料になるなどの、通話に関する割り引きで引かれる料金以外の通話料金は、通話量に応じた通話料金が加算されるようになっていましたが、新料金プランでは、基本料金に「かけ放題」が含まれたプランになっています。
⑤ 各種オプション料金
各種オプション料金とは、オプションで加えた有料サービスによって加算される料金です。各キャリアから通話・通信に関するオプションやアプリ・コンテンツに関するオプションのほか、セキュリティや保証に関するオプションなど様々なオプションが提供されています。
⑥ 端末の分割代金(スマホ本体の購入分割金)
端末の分割代金とは、スマホ本体を購入するときにその代金を分割で支払う際に加算される料金です。スマートフォンを購入するときには一括もしくは分割でその支払いをするのですが、分割にした場合は毎月の分割料金が月々の料金に反映され加算されます。
⑦ その他(ユニバーサルサービス料・キャリア決済など)
その他の料金としては、ネット等で商品やコンテンツを購入したときに利用できる「ドコモ ケータイ払い」「auかんたん決済」「ソフトバンクまとめて支払い」などのキャリア決済のほか、ユニバーサルサービス料などがあります。
ユニバーサルサービス料とは、「ユニバーサルサービス制度」というNTT東日本・西日本が提供しているユニバーサルサービス(加入電話、公衆電話、緊急通報などの国民生活に不可欠な電話サービス)を全国どの世帯でも公平に安定的に利用できる環境を確保するために必要な費用を、電話会社全体で応分に負担する制度の開始に伴い発生している料金です。現在各キャリアともに、スマホ1契約につき3円(税込3.15円)/月
加算されているようです。
⑧ 各種割引
各種割引の合計金額を全体の料金から引いたものがスマホの月々の支払額になります。各キャリアから提供されている割引サービスには、契約期間に対応するものや利用世帯の情況に対応するもの、契約するプランやオプションに対応するものetc...様々な割引があります。正直多様すぎてわかりにくいところがあるのですが、この割引関係の情報を把握することがスマホのキャリア選びや料金の節約の大きなポイントの一つかも知れません。
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